ウェブサイトを公開するためには、まずレンタルサーバーを選び、ドメイン名を取得する必要があります。
そして、WordPressのインストールや基本設定を行い、セキュリティ対策やバックアップを考えながらウェブサイトを公開します。
この記事では手順や注意点について詳しく解説します。
1. レンタルサーバーを選ぶ
まずは、ウェブサイトを公開するための「場所」を選びます。これをレンタルサーバーと呼びます。
多くのレンタルサーバーサービスは、WordPressを簡単にインストールできる機能を提供しています。
日本の主なレンタルサーバー会社
日本には多くのレンタルサーバー(ホスティングサービス)提供事業者があります。以下はその一部です:
- IDCフロンティア
- at+link
- アドミラルシステム(ASJホスティングサービス)
- A&I Webホスティング
- エックスサーバー
- xbit
- NTTPCコミュニケーションズ(WebARENA)
- NTTコミュニケーションズ(BIZホスティング)
- FC2
- カゴヤ・ジャパン
- クララオンライン
- さくらインターネット
- GMOインターネット
- お名前.comレンタルサーバー
- ConoHa WING
- かんたんサーバー
- レンサバ.com
- interQ OFFICE レンタルサーバー
- GMOクラウド
- GMOペパボ
- ロリポップ!
- heteml
- プチ・ホームページサービス
- GMOデジロック
- XREA
- CORESERVER
- カラフルボックス
- mixhost
- シーズホスティングサービス
- J-NAVI
- Just-Size.Networks
- JETBOYレンタルサーバー
- スカイアーチネットワークス
- スタジオマップ
- 使えるねっと
- ネットオウル
- スターサーバー
- パラダイムシフト(TOK2、Site Mix)
- 1stレンタルサーバー
- プロックスシステムデザイン
- リンククラブ
- レグルス(レオサーバー)
- YSKTEC.COM
これらの会社はそれぞれ異なるサービスやプランを提供しており、用途や予算に応じて選ぶことができます。
日本のレンタルサーバー会社の人気ランキング
検索結果によると、いくつかのサイトが日本のレンタルサーバー会社の人気ランキングを提供しています。
例えば、my-best.comでは、人気のレンタルサーバー20種類について調査・比較を行っています。
また、server-navi.comでは、価格や容量、安定性やサポート対応、SEO対策、SSL対応、WordPressの簡単導入など、さまざまな観点からおすすめのサービスを紹介しています。
特に、ブログブートキャンプの記事によれば、レンタルサーバーのシェアを見ると、上位3社が大きなシェアを獲得しています。
- 1位はエックスサーバー
- 2位はロリポップ
- 3位はさくらサーバー
で、この上位3社が特に人気があるようです。
エックスサーバーの主な特徴
- 老舗でシェアNo.1: 個人・法人ともに安心して利用できます。
- サポートが充実: サポート体制がしっかりしています。
- 初心者にも使いやすい: ネットや本などで情報が多く、初心者でも使いやすいです。
- 高性能サーバー: サーバー性能がよく、大量アクセスにも強いです。
2. ドメイン名を取得
ウェブサイトのアドレス(例:yourwebsite.com
)を決めます。これをドメイン名と呼びます。
ドメイン名を決める際の注意点
- 短くシンプルに: 長すぎると覚えにくいので、短くて覚えやすいドメイン名が理想です。
- 意味が明確: ドメイン名は、そのウェブサイトの内容やサービスが何であるかを瞬時に伝えることができると良いです。
- 綴りが簡単: 難しい綴りやよく間違えられる単語は避けましょう。
- ハイフンや数字は避ける: ハイフンや数字は、口頭で伝える際に混乱を招く可能性があります。
- 拡張子の選定:
.com
が一般的ですが、業種や地域に応じて.org
、.net
、.jp
なども考慮に入れてください。 - 商標の確認: 既に商標登録されている名前を使用すると、法的な問題が起こる可能性があります。
- SEOに有利: 検索エンジン最適化(SEO)に有利なキーワードを含めることも一つの方法です。
- 多言語対応: グローバルな対象を考慮する場合、他の言語での意味や発音もチェックしてください。
- 将来的な拡張: 将来的にサービスを拡張する可能性も考慮に入れ、限定的すぎない名前を選びましょう。
- 利用可能か確認: 選んだドメイン名が既に他の誰かによって使用されていないか、確認が必要です。
- 社会的な配慮: 名前が差別的、または不適切な意味を持たないかも確認してください。
- 口コミやブランディング: 口に出しやすく、ブランディングに適した名前が理想です。
3. WordPressをインストール
- 自動インストール: 多くのサーバーサービスでは、ダッシュボードから「WordPressをインストール」ボタンをクリックするだけで、簡単にインストールできます。
- 手動インストール: もし自動インストールがない場合は、WordPressの公式サイトからファイルをダウンロードし、FTP(ファイル転送プロトコル)を使ってアップロードします。その後、データベースを設定します。
初心者が行う場合はレンタルサーバーのサイトからインストールするのが最も簡単です。
各社メニューから行えます。
4. WordPressにログイン
インストールが完了したらhttps://を加え、https://yourwebsite.com/wp-admin
(yourwebsite.com
はあなたのドメイン名)にアクセスして、WordPressの管理画面にログインします。
5. 基本設定
- テーマを選ぶ: ホームページの見た目を決めます。
- プラグインをインストール: 拡張機能(追加機能)を追加します。
- ページや記事を作成: ブログ記事など(コンテンツ)を追加します。
6. ウェブサイトを公開
すべての設定が完了したら、ウェブサイトを公開します。
注意点
- セキュリティ対策をしっかりと行いましょう。
- バックアップも定期的に取っておくと安心です。
レンタルサーバーの選び方やWordPressの基本設定について学ぶことで、スムーズにウェブサイトを作成し公開することができます。セキュリティ対策や定期的なバックアップも忘れずに行い、安全で安心なウェブサイト運営をしましょう。
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