WordPressのサイト運営において、ページネーションは非常に重要な要素です。
ページネーションとは？
ページネーションとは、ウェブサイトやブログなどのコンテンツを複数のページに分割することを指します。具体的には、記事一覧や商品一覧など、一度に表示すると長くなりすぎる情報を、複数のページに分けて表示します。各ページには通常、ページ番号や「次へ」「前へ」などのリンクが付けられ、ユーザーはこれをクリックすることでページ間を移動します。
記事が増えるにつれて、一覧ページが長くなりすぎてしまうと、ユーザー体験が悪化します。
そこで、ページネーションを導入することで、記事の一覧を分割し、見やすくすることが可能となります。
この記事では、WordPressでのページネーションの実装方法を、プラグインを使った方法と、使わない方法の2つに分けてご紹介します。
プラグインを使ったページネーションの実装方法
WP-PageNavi
まずは、プラグインを使ったページネーションの実装方法をご紹介します。
ここでは、WP-PageNaviというプラグインを使用します。
このプラグインは、WordPressのページネーションを簡単に実装できるという特徴があります。
- WordPressのダッシュボードから「プラグイン」→「新規追加」を選択します。
- 検索ボックスに「WP-PageNavi」と入力し、検索します。
- 「WP-PageNavi」をインストールし、有効化します。
これだけで、ページネーションが実装できます。
設定をカスタマイズすることで、ページネーションの見た目や動作を自由に変更することも可能です。
プラグインを使わないページネーションの実装方法
コードを編集する方法
次に、プラグインを使わないページネーションの実装方法をご紹介します。
ここでは、WordPressのテーマファイルを直接編集して、ページネーションを実装します。
- WordPressのダッシュボードから「外観」→「テーマエディタ」を選択します。
- 「テーマファイル」の一覧から、編集したいテーマファイル（例えば、index.php）を選択します。
- テーマファイルのコードを編集し、以下のコードを適切な位置に挿入します。
phpコード
global $wp_query;
$big = 999999999; // need an unlikely integer
echo paginate_links( array(
'base' => str_replace( $big, '%#%', esc_url( get_pagenum_link( $big ) ) ),
'format' => '?paged=%#%',
'current' => max( 1, get_query_var('paged') ),
'total' => $wp_query->max_num_pages
) );
このコードを挿入することで、ページネーションが実装できます。
ただし、コードを直接編集する方法は、間違った操作をするとサイトが表示されなくなるリスクがあるため、注意が必要です。
まとめ
WordPressでのページネーションの実装方法は、プラグインを使った方法と、使わない方法の2つがあります。
どちらの方法を選択するかは、自身のスキルやサイトの要件によります。
プラグインを使った方法は簡単で便利ですが、プラグインが多くなるとサイトの速度が遅くなる可能性があります。
一方、プラグインを使わない方法は、自由度が高いですが、コードを直接編集する必要があります。
どちらの方法も一長一短なので、自身の状況に合わせて選択しましょう。