「アップできない」「動きが遅い」「容量オーバーのメールが来た」――。
“ワードプレスの容量”で検索したあなたは、たぶん今まさに“限界の気配”を感じていますよね。
結論から言えば、これはただの保存領域の問題ではなく、サイトの性能・コスト・運用体制を左右する設計問題です。
本記事では、数値・実例・サーバー仕様まで踏み込み、あなたの疑問を120%解消します。
結論:
「ワードプレス容量=“ディスク(ファイル)+データベース”の合算」であり、
実務上のボトルネックは多くの場合「画像・動画」と「データベース(リビジョン)」に集中する。
だからこそ、容量対策は“削る”よりも“置き場所を設計する”ことが最重要である。
ワードプレス容量の基礎:2層構造を理解する

① ディスク容量(ストレージ)
サーバー上に実体として存在するファイルの総量です。
内訳は「WP本体+テーマ+プラグイン+メディア+バックアップ」。
一般的な共有サーバーでは50〜300GBが標準的ですが、
4K動画1本(5〜10分)で3〜8GBに達することもあり、油断できません。
② データベース容量(MySQL)
記事本文、コメント、タグ、設定、そして厄介なリビジョンが詰まる場所。
多くのレンタルサーバーでは100MB〜1GBと、ディスクより桁違いに小さい。
ここが詰まると「投稿できない」「保存できない」という致命的症状が出ます。
なぜ「容量」は増え続けるのか(専門家視点の深掘り)

画像・動画の“見えない肥大化”
iPhoneのHEIF写真は平均1.2MB、JPEGに変換すると1.5MB前後。
これを100枚アップすれば約150MB。
さらにWordPressは自動生成サムネイルを5〜8サイズ作るため、
実際の消費は3〜6倍に膨れ上がります。正直、驚きました。
リビジョンという名のタイムカプセル
記事を10回編集すると、10個の履歴が保存。
1記事あたり平均200KBと仮定しても、
100記事×10回=200MBがデータベースに眠ります。
多くの初心者はここを見落としています。
バックアップの“二重化”問題
BackWPupやUpdraftPlusは便利ですが、
中規模ブログ(画像100枚・記事70本)で400MB超は普通。
これをサーバーに“貯金”している人が多すぎます。
容量の確認:現場で使う3つの方法
方法1:サイトヘルス(管理画面)
「ツール → サイトヘルス → 情報 → ディレクトリとサイズ」。
特にwp-content/uploadsの数値を最優先でチェック。
方法2:サーバー管理画面
エックスサーバーやConoHa WINGでは、
「ディスク使用量」と「DB容量」が別々に表示されます。
多くの相談はDB容量が先に詰まるパターンです。
方法3:専用プラグイン
実務ではWP OptimizeとAdvanced Database Cleanerの併用が鉄板。
前者はリビジョン削除、後者は“残骸テーブル”の特定に強い。
プロが実践する“容量を減らす設計”
画像は「軽くしてから上げる」
推奨基準:1枚100KB以下。
ツール:EWWW Image Optimizer/ShortPixel。
形式はWebPが現実的な最適解です。
動画は「埋め込む」一択
WordPressに直接アップは非推奨。
YouTubeやVimeoにアップ→埋め込みが最もコスパ良し。
理由:配信帯域・キャッシュ・容量すべてが外部負担。
データベースの“定期メンテ”
WP Optimizeで次を3ヶ月に1回実行:
・投稿リビジョン削除
・自動下書き削除
・テーブル最適化
バックアップは外部保存
Google Drive/Dropbox/S3に退避。
サーバー上には直近1世代のみを残す運用がプロの常識です。
FAQ:検索サジェストに完全対応
Q.ワードプレス 動画 容量はどれくらい?
1080p 10分=およそ1〜3GB。
4Kなら5〜8GB。直接アップは現実的ではありません。
Q.メディアライブラリの容量はどう確認?
サイトヘルスのuploadsサイズ、またはサーバーの「ファイルマネージャ」。
TreeSize(Windows)やOmniDiskSweeper(Mac)でのローカル解析も有効。
Q.画像容量の目安は?
記事用は50〜120KBが理想。
アイキャッチでも200KB以内を目標に。
Q.容量制限を超えたら?
①画像圧縮 → ②リビジョン削除 → ③バックアップ移動。
それでも足りなければプランアップかS3オフロード。
Q.インポート時の容量エラーは?
php.iniのupload_max_filesizeとpost_max_sizeが原因。
多くのサーバーで2〜64MBに制限されています。
Q.バックアップ容量の目安は?
小規模サイト:100〜300MB。
中規模:300〜800MB。画像比率で大きく変動します。
まとめ:容量は「減らす」より「設計する」
ワードプレス容量の本質は、
どこに何を置くかの設計にあります。
・画像は軽量化
・動画は外部
・DBは定期最適化
・バックアップは外部保存
これを守るだけで、トラブルの8割は消えます。
次にやるべきは、あなたのサイトの「uploads」と「DBサイズ」を今すぐ確認することです。
